障がい者スポーツから学ぶリハビリの基本
2022/10/04
東京オリンピック・パラリンピックご覧になりましたか?
特にパラリンピックの競技では驚かされることがいっぱいですね。
視力を失った方が卓球をしたり、両下肢切断された方や腕が欠損している方が走ったり、泳いだりしています。
なぜそのようなことが出来るのか?それには3つの過程を経ていると思っています。
1つは想像(imagination)です。目が見えなくても、立てなくても、「卓球がしたい!」「マラソンを完走したい!」そのようなことを想像したと思うのです。
2つめは創造(create)です。想像したことを「どうしたら実現できるのか」「どんな方法であれば可能なのか」と創意工夫するのです。目が見えなくても音は分かる、他の機能を使ってボールの位置を確認できるではないか!と。
3つめは挑戦challengeです。工夫して創造したことを実際にしてみることです。失敗してもそこからまた工夫修整できるのです。障がい者スポーツの世界では障害レベルに合わせて、クラス分けが細かく設定されていますし、健常者と同じルールでは行っていません。様々な工夫をして公平に競技を楽しんでいるのです。
この3つの思考過程は、長年障がい者スポーツの発展と普及に携わってこられた高橋明先生の講義を聞いたときに仰っていました。若い私はリハビリ概念が変わるきっかけになりました。ほんとに感謝しています。
高齢者のリハビリでも同じことが言えると思うのです。
下肢が麻痺して歩けない方が、「自分でトイレに行きたい」「旅行に行きたい」と想像したとき、「どうしたら実現可能なのか」創造します。あらゆる方法を考えて。そして挑戦するのです。そのサポートや方法を一緒に考え実現へ向けて進めていけるのも私たち療法士だと思っています。
あきらめないで我々に相談してみてください。
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