頑張ってるのに効果がイマイチ…適応と馴化
2022/04/18
皆様のなかには健康のためにトレーニングされている方もいれば、リハビリに取り組まれている方、また一生懸命ダイエットされている方もいらっしゃると思います。せっかく運動
しているのだから良い効果を期待しますよね。
運動、例えば筋トレを始めたころは、適度な疲労と筋肉痛などもあって、身体の変化を感じます。でもしばらく続けていると、思ったより効果を感じなくなることがあります。
これは「適応(てきおう)」と「馴化(じゅんか)」という現象かもしれません。
筋トレを例にとると、トレーニングの基本の一つに「過負荷の原則」というものがあります。普段使う筋力よりも大きな負荷をかけることで、「これは耐えられない!」 「なんとかしなければ!」ということになり、身体は自分を守るためその刺激に耐えることができるよう変化(例えば筋肉が太くなる)します。これが「適応」です。しかし同じトレーニングをずっと続けていると、筋肉は「またいつもと同じ刺激なので慣れちゃった」ということで変化しなくなります。つまり運動の効果が感じられなくなります。これを「馴化」といいます。
運動の効果を高めるには、馴化を最小限におさえ、時々刺激を変化させることが必要になります。例えば、運動の負荷量を増やしていく、運動の速度を変える(競技のパフォーマンスを向上させる場合は注意が必要)、運動のメニューの順番を変える、同じ筋肉でも負荷方法を変える(自重、重り、ゴム、水、電気など)、負荷がかかる関節の角度を変える…などです。
もちろん刺激に対する「適応」も必要ですし、同じ動き(運動)を継続することで得られる効果もありますので、一定期間継続することは大切です。2週間単位で変化をつけてみると良いかもしれませんね。
西宮・芦屋で自費型の訪問リハビリはポップスタイル
お気軽にご相談ください
----------------------------------------------------------------------
POPSTYLE
〒662-0856
西宮市城ケ堀町3-1 3F
電話番号 : 0798-38-1239
西宮で運動機能回復訓練を支援
西宮で快適な日常生活をサポート
----------------------------------------------------------------------