第2の心臓ふくらはぎ
2026/02/20
ポンプ機能と静脈弁
心臓は全身に血液を送り出します。左側の心臓から、1回に80ccですが、1日に心臓は約10万回収縮するので、毎日8トンの血液が動脈を通り、全身に送り出されます。血液は全身の様々な臓器で、酸素や栄養分が取り込まれ、8トンの血液は、後からくる血液に押しだされる形で、静脈を通り、右側の心臓に戻り、肺に送り出されます。
しかし下半身(特に足)に送られた血液を心臓に戻すには重力に逆らう必要があります。血液は重力の関係で下肢に溜まりやすくなります。それを防ぐために、足の血液を重力に逆らって上へと押し戻してくれているのが、ふくらはぎの「筋ポンプ作用」です。また下肢の静脈には、竹の節の様に、静脈弁という弁がついていて逆流を防いでいます。ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が収縮すると静脈が圧迫されて、血液が次の静脈弁の先まで上に押し出されます。これを繰り返して、血液が下肢を昇っていきます。このためふくらはぎは「下半身の血液を心臓に押し戻すポンプ=第2の心臓」と呼ばれます。(特にヒラメ筋は特に重要で、「静脈ポンプ筋」とも呼ばれます。
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