高齢者の転倒の概要
2025/06/23
高齢者の骨折について
その概要
発生頻度
65歳以上の高齢者のうち、年間で約3人に1人が転倒を経験すると言われています。
転倒は高齢者の外傷や骨折の主な原因であり、重症化すると寝たきりや死亡のリスクもあります。
※転倒した原因も大切で、今後の転倒予防対策に重要な情報になります
主な原因
1.身体的要因
①筋力低下(特に下肢筋力は活動量が低下すると大きく減弱してしまいます)
②バランス能力の低下(片足立ちなどの時間で転倒のしやすさも評価できます)
③視力や聴力の低下(特に夜間にトイレに行く際など気を付ける必要があります)
④関節の柔軟性の低下(関節の可動域制限はつま先がマットに引っ掛かったり、歩幅の減少につながります)
⑤加齢による歩行障害(高齢になれば筋力低下や筋肉の柔軟性、バランス、姿勢などに影響します)
⑥慢性疾患(例:脳卒中、パーキンソン病、認知症、糖尿病はとくに注意が必要です)
2.心理的要因
①転倒への不安感(一度転倒すると転倒恐怖症が強く出てきます)
②注意力・判断力の低下(身体と思考のバランスが崩れリスク管理がうまくできなくなります)
3. 環境的要因
①段差や滑りやすい床(フローリングや畳でも滑って転倒する危険性があります)
②暗い照明(加齢による視力の低下もあるので照明機器は感知式にすることも必要です)
③整理されていない家具配置(自室内の環境設定は転調防止にも活動量が低下しないためにも重要です)
④外出時の雨や雪、凍結路面(天候のわるいときは外出しないぐらいの気持ちでいてください)
4. 薬剤の影響
睡眠薬、抗うつ薬、降圧薬などは転倒リスクを高める可能性あり。
(薬の効き具合によって転倒の大きな原因になりますので注意しましょう)
転倒による主な影響
①骨折(特に大腿骨近位部骨折は寝たきりのリスクが高いです、その他にも脊椎椎体圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折がよく発生します)
②頭部外傷(頭を打撲した場合は後で頭蓋内出血がわかることもありますので、必ず医療機関を受診するようにしましょう)
③入院・手術・長期リハビリ(病院でしっかりリハビリを行っていると良いのですが、退院してから急激に機能低下が進む例が多くあります。退院後も継続してリハビリが行えるように対策しましょう)
④ADL(日常生活動作)の低下(起居移動動作、起き上がって、立ち上がって、移動するという基本的な動作が障害されると運動機能は大きく影響を受けてしまいます)
⑤精神的な不安や抑うつの悪化(転倒したことに後悔や恐怖心が大きいと動くことをしなくなり、運動機能低下を助長してしまいます)
転倒予防の対策
1.身体機能の維持・改善
①筋力トレーニング(特に下半身、体幹筋の強化)
②バランス訓練(例:片足立ち、太極拳)
③有酸素運動(例:ウォーキング、水中歩行)
2. 住環境の改善
①手すり設置、段差解消(ケアマネさんを通じて、福祉用具の専門家やリハビリの専門家に相談しましょう)
②滑り止めマットの設置(厚みやゴムの質などもありますので自分に合ったものを選びましょう)
③照明の改善(感知式の照明もトイレまでの導線上に設置するようにしましょう)
④床の整理整(思いがけず引っ掛かってしまうこともありますので整頓は日頃から行うようにしましょう)
3. 医療・服薬管理
①薬の見直し(多剤併用は副作用が転倒に大きく影響します、医師や看護師、薬剤師に相談しましょう)
②視力検査・補聴器の使用(環境や危険に注意を払うためにも必要です)
4. 転倒に対する心理的支援
①転倒の正しい知識を共有する(転倒しやすい場所や時間をご家族やリハビリスタッフと共有しましょう)
②過度な不安を軽減し、活動を促す(安全を確保し元気に活動することで転倒を予防できます)
その他
動かなければ転倒はしませんが、人との交流も生きている楽しみもなくなってしまいます。各個人に合わせたプログラムで身体活動を行っていきましょう。
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