リハビリの質と量（西宮・芦屋で自費型の訪問リハビリはポップスタイル）

リハビリテーションとは「再び適した状態にすること」、「全人間的復権」を意味していて、とても幅が広いわけです。我々療法士にとっては、その範疇の中の特に身体的な部分に対応することが役割になります。しかし一般的にいう「リハビリ（テーションを抜いたもの）」は「運動療法」や「運動」「機能回復訓練」と同義語的に使われ、定着しているように思います。

従ってこのＨＰ内では、「リハビリ」＝「機能回復のための運動療法」として使用させて頂いています。

さて私の考えるリハビリの基本はどこにあるのか？特別難しいことはしていませんし、基本的な理論をより効果的に実施しているだけです。経験が長くなってくると、患者さんや利用者さんへの触れ方や反応の質やとらえ方、そして動作の診方に違いが出てくるのだと思っています。

例えば他動的に関節を動かすこと一つとっても、触れる位置、強さ、速度、方向、停めるタイミングなど言葉では言えない微妙な「技（わざ、Technique」があります。

もう少し大きな視野で、リハビリの基本であり重要なことを一言で表すなら、

「良質な運動をより多く経験させ感じてもらうこと」

これだと私は思っています。

もちろん一回のリハビリで機能改善する場合もあります。

• 関節の機能不全を解消した場合
• 筋肉の緊張や筋膜澱み（癒着）が解消されたとき
• 痛みが解消できたとき
• 運動の仕方を理解実行できたとき
• 心理的に前向きになれたとき
• その他

しかしほとんどの場合、ある程度の期間をかけて効果が得られるものです。

• 筋力収縮力
• 筋の伸張性
• 動作の円滑性・効率性の定着
• 関節内の環境変化
• 日常生活動作またそれに関連する動作のレベルアップ
• その他

障がいなどなく、身の回りのことをご自分で行っている方なら、一日各関節を万単位で動かしているはずです。動かすことは脳への刺激にもなっています。このレベルの関節運動（刺激）があって、その運動機能は維持できると考えると、機能障害を有した方（極端に全身の関節運動は減少しています）に週に1，2回、関節を５，６回動かして良くなるとは思えません。できるなら随意的に、難しければ他動的に、より多くの関節運動を起こさせる。それも質的に正しく。それがリハビリの基本だと思っています。毎日我々が訪問できればいいのですが、難しい現状を考えると「自主練習」「ホームエクササイズ」が大切。ご家族の方にも協力してもらって継続することがとても重要です。

西宮・芦屋・神戸市東灘区で、より質の高いリハビリをご自宅で体験してください。違いを感じることが出来れば、継続を検討してください。ご満足いただけるよう、結果を重視し、全力で取り組みたいと思っています。

自費になりますが、皆様に合った適切なプログラムをご提供し、ご自宅でのメニューも継続できるようご指導いたします。

お身体に不安やお悩みがある、まだ挑戦したい気持ちがあるなら、お気軽にご連絡ください。