天候が悪い日の体調不良・・・気象病かもしれません

少し気が早いかもしれませんが、今年の梅雨入りは昨年より早く近畿地方で６月６日と予想されています。梅雨の雨は必要な農業用の水等を蓄える重要な時期でもありますが、一方で曇りや雨の日が多くなって、何となく身体は疲れたように気怠くなりますね。また頭痛に悩まされたり、関節が腫れぼったく感じたり、食欲がなくなったり…。こんな経験したことのある方も多いのではないでしょうか？これは気象の変化によって症状が出たり、悪化したりする「気象病」かもしれません。

 

＜気象病の原因＞

詳細は不明とのことですが、おそらく気圧の大きな変化から自律神経系のバランスが乱れてしまい、それがストレス刺激となってさまざまな症状を引き起こすと言われています。また、気圧の低下により血管や関節の袋が拡張しやすくなるのが原因と言われています。今まで関わった患者様や利用者様から「雨が降る前になると、関節が重いんだよね」なんていう言葉を聞くことがありますが、それも納得ですね。

＜気象病の症状＞

•頭痛(主に片頭痛)•だるさ（倦怠感）•やる気が出ない•不安感や恐怖が強くなる•眠気

•めまい、ふらつき•消化不良や便秘など胃腸のトラブル•手足のむくみがひどくなる

•関節の痛み・肩こり•ぜんそく・メニエール病・神経痛・リウマチ・じんましん

・心臓発作・脳出血など

＜気象病の予防法＞

①規則正しい生活：適度な運動を心がけ、一日のうちリラックスした時間(ティータイムなどを設けるのも自律神経を落ち着かせる効果があります。

②十分な睡眠：十分な睡眠を取る事は、自律神経の乱れを整え気持ちを安定させてくれ

　　　　　　　ます。

毎日７時間の睡眠時間が理想です。また寝る30分前に入浴すると質の高い睡眠がとれます。

③正しい食生活：暴飲暴食は、胃腸に特に負担をかけてしまいます。腹八分目で。冷たいものは避け、よく噛むようにしましょう。

 

（注意）ただしお天気のせいだと楽観視してはいけません。繰り返す症状、普段と明らかに違う異常があれば速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

 

 

（余談）なんと気象病は「夫婦喧嘩」を誘発するという報告もあります（汗）

気圧の低いときは意識して穏やかな気持ちになることも大切ですね。

皆さま気を付けましょう！

 

西宮・芦屋であなたにとって最適なオーダーメイドリハビリ

ポップスタイルまでお気軽にご相談ください