ヒートショックを防止しよう
2024/11/26
寒さが本格化してくると、室内と屋外の気温差が身体に大きな影響が出てくるようになります。しかし実際は室内での急激な温度変化によって「ヒートショック」が多く起こっています。
皆様もご存じかと思いますが、「ヒートショック」とは急激な温度変化によって、血圧が大きく変動し脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす現象です。
最も多いのは入浴中の事故で、この事故で亡くなった人が交通事故の3倍ほどと言われています。これからの時期、特に注意が必要になります。
入浴中、またはその前後で亡くなられた方の9割が65歳以上、5割以上は12月~2月の冬場だったそうです。また高血圧の既往があった方が4割以上を占めていました。
入浴をする際、寒い脱衣所で服を脱ぐと血管が収縮し血圧が上がります。お風呂に入ると今度は血管が広がって血圧が下がります。こうして起こる大きな血圧変動で脳卒中や心筋梗塞を引き起こしてしまいます。
<ヒートショックを予防するためのポイント>
●入浴前
1.脱衣所や浴室を暖める
2.こまめな水分補給をする
3.食後すぐ、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
4.入浴する前に同居者に一声かけて、意識しておいてもらう
●入浴中
5.湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分以内にする
6.湯温や部屋の温度がわかるように、温度計やタイマーをセットする
7.浴槽から急に立ち上がらないようにする
8.浴槽内で意識がもうろうとしたら、気を失う前に湯を抜くこと
若くても肥満がある方やたばこを吸う人はヒートショックの危険性が高くなります。
幅広い年齢で注意が必要ですね。
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