身体の様々な器官、機能は連動し影響しあっている！

よく利用者さまや患者さんからお聞きする言葉に「今まで元気やったのに、一か所悪くなったら、次から次と色んなところが悪くなってきましたわ」。なにか病気や怪我をすると、また違うところが調子を崩し、病院との縁が切れなくなるという連鎖です。怖いですね。

我々の脳、筋肉、神経、心臓循環器系、消化器系など体の器官とそれが持つ機能はすべて連動しています。さらに体調の不良は姿勢にも大きく影響し、症状を悪化させたり、新たな不調の原因になったりします。

出来るならこの悪循環を良い方向に循環させたいものです。

そこで一番手軽なのが筋トレだと思っています。

筋トレを行なって筋肉が動けば、そこにエネルギーを送り込もうと心臓循環器系が働き、エネルギーのもとになる栄養を取り込み代謝しようと消化器系も活発に働く。脳と筋肉は相互に作用しあっているので、筋肉が動けば 脳の働きもよくなる（脳由来神経栄養因子(BDNF)というタンパク質が生成）。体全体の活性化は自律神経の働きにも効果を及ぼし、悪循環から好循環に切り替えることが出来るわけです。結果的にダイエットにもなり見た目にも自信がつき、さらには生活習慣病を改善し、認知症や糖尿病、がんを抑える効果も報告されています。

なにより精神的にも前向きになり何かにチャレンジしたい気持ちになり、人生が豊かになると思います。

少しずつでもかまいません、自分に合った運動を始めてみましょう。

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