スムーズな動作に欠かせない円滑な関節運動の条件は：西宮・芦屋でのリハビリはポップスタイル

寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行。食事、更衣、排泄動作・・・それぞれの動作はたくさんの関節運動の組み合わせです。これらの関節運動の一つが動きにくくなると、動作はやりにくくなります。ですから円滑に関節を動かすことは重要になってきます。

関節運動を円滑に行うには、大きく分けて３つの条件が必要になります。

① 目的方向に向かわせる筋肉（主動作筋）のじゅうぶんな収縮力があること

② そもそもその関節の構造的に問題がないこと。

③ 目的方向の反対側に向かわせる筋肉（拮抗筋）が緩んでいること。

これらが揃って初めて円滑な関節運動ができるようになります。

さらに付け加えるとしたら、

④ 土台となる骨（例えば肩関節であれば肩甲骨）が適切な位置で安定性を保てること

⑤ 同時に動きのある他の関節の可動性と協調性があること（例えば上肢を挙上する際の胸郭・肩甲骨そして胸椎の動き）

⑥ 大脳から末梢までの神経伝導路に問題がないこと（運動と感覚）

この６つの条件が揃わない場合、円滑な運動は困難になります。

リハビリではどこに問題があるのかを探り、問題がある部分に対して可能な限り良好な状態になるよう手技を加えます。

誰しも本来は何か目的を達成（例えば立ち上がるとか服を脱ぎ着するなど）するために関節運動を行うことを忘れてはいけないのです。問題部分の修正や回復がどうしても困難な場合は、他の身体部分で代償または補助具、自助具、環境設定で目的を達成していきます。

 

POPSTYLEではご利用者様のお身体のお悩みに向き合い、

皆様の目標を達成するために

オーダーメイドのプログラムで

適切なアプローチをご理解いただきながら進めていきます。