つぶやき(たいへんな骨折の経験)

私自身の話で恐縮ですが、6年前に自損事故で右上腕骨近位端骨折、その後立て続けに、左上腕骨近位端骨折、腰椎椎体圧迫骨折を受傷。どちらも上腕骨の肩関節を構成している部分がバラバラになり骨接合術を受けました。骨癒合するかわからない状況が続き、ほとんど動けない時期が長期に及びました。肩痛みと関節の可動範囲の制限そして全身の筋力も極端に低下してしまいました。かなり厳しい状況でしたが、ほぼ自分自身でリハビリを続け、なんとか最悪の事態は免れて、現在では仕事上ほとんど問題はありません。私自身よくここまで回復したと思っています。療養中、日常生活やリハビリ中に感じた身体の反応や感覚というものは、今となっては貴重な経験になっており、自分自身のリハビリ技術に幅を持たせてくれたと思っています。

自分が骨折して経験した貴重な感覚の1つは「重力」という外力の大きさです。ベッドで横になったとき、ベッドに張り付いて動くことができない感覚を経験し、また上肢の重さを実感しました。2つ目は上肢の動きに重要なのは肩甲骨の動きと固定力の重要さです。肩甲骨という土台の不安定さは、上肢の動きに対してとても大きな障がいになることを実感しました。どちらも今まで当然のように理解していることではあったのですが、もし怪我をしていなければ、本当の意味でこれらの感覚を知ることはなかったでしょう。骨折したことはとても後悔していますが、そのことでわかったことも多く、今後のリハビリに生かしていけたらと思っています。

前の記事

料金改定しました

次の記事

趣味で脳活!